メキシコ風ハンドパイ

メキシコのスナックに
Empanadas エンパニャーダ、というものがあります。
手のひらサイズで、半月型のパイのようなスナックです。

去年、テキサス州オースティンに行った時
ファーマーズマーケットでエンパニャーダを売っているお店があって
ずっと食べてみたいと思っていたので
トライしてみると
思っていた以上に美味しくて
これ、作れるようになったらいいな〜って。

レシピを検索すれば
いろいろ出ては来るけれど
やはり最初に作るときは、正しいものを教わりたいな、と思って
お友達に協力してもらい、教えてくれる人を探して
習いに行ったのです。

その時に習ったエンパニャーダは
マーケットで買ったやつよりもっと美味しくて
それ以来、わたしのお気に入り。
ときどき、食べたくなるんです。
きのう、お友達のところへ遊びに行く予定があったので
久しぶりに作りました。

中に具が入ってるんですが
具はね、なんでもいいんですって〜。
マーケットで食べた時も
10種類くらいある具の中から、選べました。
ハム&チーズ、ハラペーニョ、ポーク、ほうれん草チーズ(ベジ仕様)などが定番のようです。

昨日は、ひき肉と玉ねぎ、ニンニクで。

生地の作り方も成形のやり方も
パイ作りと似ているので
わたしはすぐにコツを掴んで、うまく作れるようになりました。そりゃそうだ、笑


これを教えてくれたLizが言ってた言葉を
作るときはいつも思い出します。

具をあんまり詰めすぎないで!って。

そうそう、ついね、具がたくさん入ってた方が、、、と思って
たくさん入れすぎちゃって
結果、生地が破れて中身が出ちゃう、ってことになりがち。
とくに、ひとつひとつが小さいので
具が多いと、成形もしづらいのです。

そのとき、彼女が付け加えて言ったのが
”具をいっぱい詰め込まなくても大丈夫なの。だってこれは生地がとっても美味しいんだから!“って。

確かに。
生地が美味しければ
具が少なくても美味しいはず。
すごく当たり前なことなのに、深〜く納得。


ケーキもおんなじ。

ブルーベリーケーキはブルーベリーが多い方が
さつまいものケーキはさつまいもが多い方が
チョコマフィンはチョコが多い方が
美味しいような、、そんな気がしてしまうけど
大事なのは生地とのバランス〜

久しぶりに作ったエンパニャーダ、
お友達も喜んでくれて
やっぱり、なにかこうやって
ちゃちゃっと作って手土産にできるようなもののレシピ持ってると便利。

KATHY’S KITCHENで習ってくださった焼き菓子も
みなさんにとってそんな存在になれば
うれしいです。
もちろん、作って自分で食べる楽しみも!