京都クラス7月、終了です

昨日で、京都クラス7月のレッスンが終了いたしました。
不安定なお天気が続く中、たくさんの方にご参加いただきありがとうございました!

今回のレッスンは
もっと焼き菓子に全粒粉を使ってみてほしい!という思いから
メニューを設定しました。
焼き菓子に使う粉は
圧倒的に全粒粉より白い小麦粉の方が多いですし
私だって、普段は普通の小麦粉を使うお菓子ばかりを焼いています。
それが悪いわけでは全くありません。

でも、全粒粉を使ったお菓子も
時々食べたくなるんです。
パンでも同じように
普通の食パン食べたい時もあれば、全粒粉やライ麦粉のパンを食べたい時もあるし
お米だってそう。
白米食べたい時もあれば、玄米を食べたい時もある。

私は個人的に
どちらかに偏っているわけではないので
わりと気分で選びます。

だから、特に全粒粉をぜひいろんなお菓子に使ってください!と言いたいわけではなく
ひとつ、ふたつ、そういうお菓子も知っておくと
いいんじゃないかと思っているんです。 


でも、全粒粉やライ麦って意外と難しいんですね〜。

レッスンでも説明しましたが
いつものレシピで
小麦粉を使うところを、そのままそっくり全粒粉に代えて作っても
思っているような食感にならないことの方が多いのです。

どうしても、かたくなったり、ボソボソした食感になってしまったり、重た〜くなってしまったり。
それを、全粒粉やしこんなもんか、と思って食べるのでは
せっかく手づくりするのにもったいない!
ちゃんと上手に使ってあげれば
美味しく焼けるのですから。
なので、全粒粉を使って焼きたい時にはこれ!というレシピを
持っておくと便利、というわけです。

今回のレッスンでは
ひとつのレシピから3パターンのスコーンが焼けるように、と
バリエーションもお伝えしました。

みなさんの日々の暮らしのペースや好みに合わせて
いろいろ活用してもらえたらと思います。

最後に。

今月のスコーンも、先月のレッスンメニューだったビスケットも
生地の中のバターの粒の大きさは
とっても大事です。

バターの粒の大きさひとつで
焼き上がったスコーンやビスケットの食感は大きく変わります。
作るときは今一度、レッスンで聞いたことを思い出してから作ってくださいね!