家庭用のオーブン

おはようございます。
山梨は今朝も雨がしとしとと降り続いております。

さすがに一昨日までのような強い雨ではないですが
まだ降る??と言いたくなっちゃうくらい、よく降っています。

どうやら明日からは
お日様が戻ってきて、気温も上がるようです。
関西もそうかな〜。

そんなお天気の中ではありますが
私はのんびりと、お菓子も焼いたりしながら過ごしています。

今日は、さっき焼いたスコーンの話を書こうかと。
ここ数日、とうもろこしマフィンばかり焼いていたので
今日は気分を変えようとスコーンにしてみました。

前にも書きましたが
私がいま使わせてもらっているキッチンには
家庭用のオーブンが1台、置いてあるんです。
お菓子を焼くときはこれを使うわけですが
当然、普段自分が使っている業務用ガスオーブンとは違うので
いったい、何度で何分くらい焼けばいいのか、いつも通り焼けるのかと
ちょっと実験のような気持ちで焼いています。

スコーンは今朝初めての挑戦。
スコーンやビスケットを焼くときは
特に焼く時の温度、大事ですから。
マフィンの時の教訓から、いつもの温度より40度くらい高めに設定すればいいかな〜と思い
240度に設定しようとしたら、、、

230度までしか設定できない。

あらら。
しょうがない、230度で焼きはじめました。

いつもスコーンは大体15分くらいで焼いているので
とりあえずその時間で設定、様子を見ていましたが
15分経っても焼き色があまりつかない。
でももう温度上げれない。
じゃあ時間足すしかないか、、、とかなんとかやりながら

結局、230度で25分ほど焼きました。
それが上の写真です。

なんとか焼き色もついて、ちゃんと出来上がったんですが
きっと生徒さんがおうちでスコーンとか焼く時もこんな感じなんだろうな〜と。

私も、家庭用のオーブンを使ったことがないわけではないので
もちろん違いがあることは十分理解していますが
それを改めて実感、体感するのに
今の山梨滞在は役に立っています。

焼き菓子というのは
とにかくオーブンに入れて、火が通るまで焼けばいいわけではないんですね。
ほとんどのお菓子は
必要以上に長い時間をかけて焼くと、かたくなったりパサついたりします。
なので、そうならないよう最適な温度設定にすることはとても大事ですし
高温でガッ!と火を入れるとおいしく焼ける、パイやスコーン、ビスケットのようなお菓子では特に
温度は重要。

いくらおいしいレシピを使っていて
混ぜ方や手順はバッチリでも
温度設定と焼き時間を間違うと、そこそこおいしいものは焼けるかもしれませんが
ものすごくおいしいものは、できないかも、、、

だからといって
みなさんに“ぜひ業務用ガスオーブンをおうちに導入してください!“ なんてお勧めするわけにもいかないですから、笑
じゃあ、おうちでおいしくお菓子を焼いてもらうためにはどうしたらいいのか。

そこまで考えて、レッスンしなきゃいけないんじゃないかな、と
なんだかすごく考えさせられています。
山梨での滞在が終わる頃にはもう秋になっているので
レッスンではアップルパイでもやろうかな〜と思っていますが
アップルパイこそ、家庭用のオーブンで
レッスンの時に焼くのと同じような仕上がりにできるのか??と
疑問がわいてきました。

何か、いい方法はないか、、、

こちらにいる間に考えます。笑