京都クラスも最終日

京都クラスの3月も、今日が最終日となりました。
今月のマフィン。
すでに習ってくださった京都クラスの生徒さんはお分かりのように
ちょっと珍しい生地です。
普通は、マフィンはこんな配合で作らないよね??というレシピ。

混ぜているときに
ほんとにこれで大丈夫かなぁ、、?と少し不安になってしまうんだけど
大丈夫なんです。笑

マフィンも
ビスケットやスコーンと同じで
混ぜ方ひとつで食感の違いが出やすいお菓子だと思っています。

卵をどう混ぜるか、粉を入れた後どう混ぜるかで
出来上がるマフィンの食感は変わってきますので
きっと生徒さんのマフィンも、それぞれみんな、ビミョーに違う食感に焼き上がっているはずです。

東京クラスがこれからなので
ネタバレになってしまいますが、、、

今回のマフィンには
“卵を泡が立つくらいしっかりめにときほぐす“ という工程が出てきます。
生徒さんを見ていると
そう力を入れているようには見えないのに簡単に出来ちゃう人と
すごくしんどそうに頑張って混ぜてるのにあまり出来ない人といて
混ぜている手つきも
人それぞれ、全然違います。

普段は、自分ひとりで作るでしょうから
自分の混ぜ方、やり方が人と違うとか、きっとわからないですね。
レッスンでは数名の方と一緒にやるので
お隣の人、すごく上手に出来てるのに
なんで自分は上手く泡ができないんだろう、、、と
内心落ち込んだりしちゃう方も、いるんじゃないでしょうか。

でもこれね、力の差とかではなく
ちょっとしたコツがあるんです。

なので、マフィンを何度も作ることで練習するのももちろんいいんですが
普段のご飯作りで
オムレツ作るとか、スクランブルエッグ作るとか
そういう機会を増やして
泡を立てる練習すればいいんです。
コツさえ掴めば、とっても簡単です。



ゴムベラでの混ぜ方も
人によって様々。

先日、いつも見ているお料理番組で
天ぷらの作り方をやっていました。

先生が“衣を作るときは、小麦粉にお水を入れて、ぐるぐる混ぜちゃダメです。
上から潰すように、こんな感じで〜“ とやってみせていました。
“ぐるぐる混ぜると粘りが出ちゃうんで、サクッと出来ません“ と。

それと同じこと。

ほんの少しの混ぜ方の違いが
食感に影響してくるのです。

もちろん、お菓子作りに慣れていない人に
上手に混ぜろと言っても無理な話。
最初は、こんな感じかな?と思いながら作っていると思いますが
少し慣れてきたら
ただ混ぜるんじゃなく、考えながら混ぜるといいです。

ゴムベラが、どういう軌道で動けば
できるだけ少ない回数で生地が混ざるかな、全体がムラなく混ざるかな、と。

大事ですよ〜ゴムベラの軌道。