ポピーシードケーキ、終了〜

今日で
7月のレッスン、ポピーシードケーキの全日程が終了いたしました。
再び流行っている(?)コロナなどの影響もあったなぁ、、、という今月でしたが
お天気も不安定な中、お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
とてもきれいなドーム形に膨らむこのケーキ。

バターケーキって
ほんとにいろんな配合のレシピがあって
どれも、似たような感じだけど微妙に違う。

私も、Kathy’s Kitchenを始めて10年以上経つので
これまでにこういうケーキはいくつも教えてきていて
どれも、似たような作り方ではあるけれど
レシピを見比べるとやはり、材料や配合が微妙に違う。

その微妙な違いから生まれる、食感の違い、風味の違い。

長く通ってくださる生徒さんの話を聞いていると
“私はあのケーキの生地が特に好き!“ と、みなさんそれぞれ、お気に入りがあるようです。




私は、旅先で食べた焼き菓子やパンなどで美味しかったもの、好きだったものは
何年経ってもとても鮮明に覚えている方なんですが

例えば、写真を見ながら
“あの時食べたこのマフィン、美味しかったな〜““あのパンおいしかったな〜“と思い出す時
脳内に、味よりもまず食感がよみがえります。
大抵、わたしが“美味しい!これ好き!“と感じるものは
自分好みの食感なのです。

ぱっと見は同じようなパウンドケーキやスコーンでも
食べてみると、食感は全然違ったりするので
ひとくち食べただけで、あぁ、、これは私が求めていた食感じゃないわ、、、と
がっかりすることもよくあります。

そう、私のお菓子作りは
自分がおいしいと思う食感を追求することでもあるんです。
なので、今回のレッスンでは
膨張剤について、少し長くお話をしましたが
なるほど〜と思ってくださった方、きっと多かったと思います。








ほんとは、お家でお菓子作りを楽しむのに
そんなことまで知る必要なんてないんです。
ただレシピに書かれている通りの材料を準備して、書かれている通りの順番で混ぜればいい。

なんだけど、
知っているのと知らないのとでは大きな差がありますよ、と
私は思っています。
なので、私のレッスンは
ちょっと授業みたいでつまんないかも、、、だけど
膨張剤のこととか、乳化のこととか、お話するんです。

どっか頭の片隅にでも置いておくと
同じレシピを見て作っても、よりおいしいお菓子が焼けると思います〜!


今月のこの生地、おいしかったでしょう?

しっとりと柔らかく、コクがあって
私の大好きな、クリームチーズ練り込み生地。
でも、クリームチーズ無しでも作れる(同量のバターに置き換え)ってのがまたいいところ。
どのレシピもそれができるわけではないですよ、この生地はできるんです。(もちろん検証済み)

ドライフルーツやナッツとの相性もとってもいいので
例えば、生地に少しのスパイス(シナモンやジンジャーなど)を入れ、
ラム酒漬けのドライフルーツ&ナッツを混ぜて焼いたりなんかすると
クリスマスのフルーツケーキのようです。

ポピーシードの代わりに胡麻をたっぷり混ぜて、胡麻のケーキ、なんかもいいですね〜。
胡麻せんべいの西洋風ですね、笑

色々アレンジを試してみたい方は
半分の量で生地を作れば
食べてしまうのに時間がかからず、また次のチャレンジ楽しめます。
その際は、生地の量が少なくなるので
小さめのボウルでやらないと混ぜにくいですよ〜。(逆に小さいボウルしかうちにはないわ、という方は半量で作るの、いいかも)

ほんとは
こんなアレンジもできますよ、こんなのもおいしいですよ、と
私が作ったのを
全部みなさんに試食してみてほしいくらいなんですが、笑



ぜひ、お家で作るときに
お伝えした5箇条を思い出してから作り始めるように!笑

さて、今月は
後半にキッシュの復習レッスンもあります。

募集中の8月のレッスンは
夏野菜のミートパイとスコーン(復習レッスン)です。

食感マニア(?)な私の、食感比べができるスコーンレッスン、秋冬の忙しい時期にはできなさそうなので
夏のうちにやります!

ご予約お待ちしております。