America log 11

きのうのブログでご紹介したアイスクリーム屋さんと同じストリートに

とてもキュートな焼き菓子屋さんがありました。

 

シンプルな外観で、お菓子屋さんっぽくないですが、

目印はこの、可愛らしい看板!

 

”ベーカリー"というより、”お菓子屋さん"と言ったほうが

しっくりくる、ガーリーな雰囲気。

働いているのも、やはり女性でした。

 

このお店は、ぶらぶら歩いていて偶然みつけたのではなく、

ポートランドの雑誌を見ていた時に

おすすめのお店として紹介されているのを見て知りました。

その記事には、オーナーさんのことも書かれていて

最初は小さなワゴン(車)で、自分で作ったお菓子を販売していて

それがおいしくて評判になって

お店を構えたんだそうです。

ぜひ行ってみたい~と思って住所を見ると

わたしがよく行くストリートにあるではないですか。

それまで気づかなかったのは、

そのストリートの、だいぶ向こうの方にあったから!

いつも私は、このお店のちょっと手前でUターンしていたのです。

 

 

どれもこれもおいしそうなんですが

ひとつ選ばなきゃ…こういうとき、ほんと、困る、笑

私が迷っている間にも

キッチンからできたてのものが運ばれてきたりして

また、迷う…

 

奥のキッチンで作業している様子が、見えます。

ちょうどチョコチップクッキーを作っているところでした。

雑誌に載っていたオーナーさんの姿もそこにあって

ミニスカートにエプロン、という

お店の厨房っぽくない恰好、笑

そして、キャミソールから伸びる腕には大きなタトゥー。

彼女の他には、接客係のスタッフがいただけなので、

きっとお店を構えた今でも

すべて自分で作っているのだな~と思いました。

そんな彼女が作るお菓子たちは

スコーンとかマフィンとか、パイとか

いわゆるアメリカンスタイルなんだけど

とても繊細な印象。

ちょうど食べ終えたころにキッチンから出てきた彼女が

"どうだった?"と聞くので

"Great!!"と答えると

とてもうれしそうな笑顔で、キッチンに戻って行きました。

 

 

ここの人気メニューだという、コーンミールケーキ。

しっとりしていて、おいしかったです~

お皿も素敵。

日本のカフェって、どこ行っても

ケーキを注文すると生クリーム添えられて出てくるイメージがありますが

わたしはこうやって、ただお皿にポン、と乗って出てくるほうが好きです。

 

そして、お店のドアに書かれた文字。

 

sugar + love = happy

 

ここに、彼女の思いすべてが込められている気がしました!