America log 11

サンフランシスコでお世話になったおうちのDaveが

私と友人がいる間にぜひ、と

ホームパーティーを開いてくれました。

20名ぐらいのDaveのお友達が集まっての、ディナーパーティー。

お料理は、すべてDaveが作ります。

彼は、数日前からこのパーティーのことで頭がいっぱいだったみたい!

前菜からメイン、デザート、ワインまで

まるでレストランのようにしっかりとメニューが組まれて

これはいつ作って、これはこの日に仕込んで、と

予定表がみっちり書かれておりました。

↑ これ、当日のメニュー。

  ね、レストランみたいでしょ??


使う材料にもこだわっていて、

お魚はこのお店で、お肉はここで、チーズはここで、パンはここで、と

すべて買いに行くお店が決まっているんだって。

これはおいしいディナーにちがいなーい!!

私も友人も、この日をとてもとても楽しみにしていました。

ちなみに、Daveはプロのシェフではないんですよ~

それでもこのこだわりよう!

最初はスナックから。

4種類くらいがテーブルに並んでいて、

これも全部、手づくり。

チップスにもこだわりがあるようで、この日の朝に

わざわざ近くのファーマーズマーケットに買いに行っていました。

そして、わざわざ買いに行くのも、納得。

レモンフレーバーのとてもおいしいチップスでした!

(便乗して私もお土産に買いました~)

これだけで十分満足~というくらい

どれも美味しくて

特に、ひよこ豆とアンチョビのペーストがすごく気に入ったので

後でDaveにレシピを聞きました!わ~い!

でも、まだメインはこれから!

テーブルに座っている人もいれば

キッチンに立ってる人もいるのはなぜかというと、

このパーティーでは、参加者みんなが

交代で盛りつけやサーブを手伝うのです。

1品ごとに、ひとり1回は必ずお手伝いの番が回ってきます。

ただ座っておもてなしされるのではない、それがまた楽しいのです。

Daveの指示に従って、盛りつけをします。

Daveは日本にもよく来ているので

日本の食材や調味料もとても好きなんだそうです。

冷蔵庫には味噌やゆず胡椒があったし、

このディナーでも、ドレッシングやソースに使っていました。


みなさん、見えますか?お皿の真ん中に、スポイトみたいなの。

これには、ポン酢が入っていました。

牡蠣にかけて食べる用の、ポン酢。

しかも、ポン酢も手づくりでしたよ~。

パーティーの間中、ずーっとワイワイ。

1品ごとにお手伝いが回ってくるので、

1品ごとに、みんなの席が入れ替わります。

なので、いろんな人と話す機会ができる、というわけです。

私たちも含め、ここにいるみんながお友達、というわけではなく

はじめましての人もいるので

この”席が入れ替わる”ことによって

みんなに知り合いになってほしいという、daveの計らいなんだと思います。


お料理が美味しかったのは言うまでもなく、ですが

このパーティーのために

何日も前からすごく一生懸命になっているDaveは、

忙しそうでしたが、とても楽しそうでした。

レストランみたいな食事だったけど、レストランと違うのは

"利益"のためではないところ。

参加したみんなは、美味しいお料理と楽しい時間を過ごせて

Daveは大好きなお料理を楽しんで、みんなに食べてもらえる。

まさに、みんながハッピー!


たとえ自分ひとりのためでも

わたしは基本的に自炊する方ですが

やはり、誰かに食べてもらう料理、誰かと一緒に食べる料理は

より楽しいもんです。

わたしは、Daveに教えてもらったひよこ豆のペーストを実践すべく、

やっとフードプロセッサーを買いました!

近々、作ってみようと思います~。


Thanks, Dave!!