Europe log 20

昨日のブログで、最後に載せたスコーンの写真。

あれは、

初めて行ったときに、一歩、店内に足を踏み入れただけで

”何ここ~!!すてき!毎日来たいっ!"  と思ったカフェのスコーン。

いわゆる、ひとめぼれをしたのです、わたし。


昨日の写真は、真ん中に写ってるスコーンですね~

そして、その横のマフィンもおいしかったなぁ~

マフィンにはコーンミールが入っていました。

ロンドンでは、どこのベーカリーやカフェに行っても

だいたい置いている定番の焼き菓子、レモンケーキとキャロットケーキ。


ぜ~んぶおいしそう、

そして、すべて手づくり。

聞かなくてもわかります、だって

このカウンターのすぐ反対側がキッチンになっていて

(入り口のドアを入って、右向いたら、このお菓子が並んでいるカウンターとレジ。左向いたらキッチン、という感じ)

ほんとにそこで、材料を計ったり、生地を混ぜたり、クリーム塗ったりしています。


オープン時間に合わせて行ったので

どれにしようかと迷っている間にも

キッチンから次々と焼きたてが運ばれてきて

どんどん、カウンターの上が充実していきます。

2階がカフェになっているので、そこで朝ごはんを。

その図が、昨日載せたこの写真でした~!


ここのオーナーさんはレシピ本を出しているらしく

お店でも販売されていたので、早速購入~

読んでみると、

彼女(オーナーさん)は、ずっとサンフランシスコにある有名レストラン(私も行ったことのあるレストランでした!)でお菓子を作っていた人で、

数年前にロンドンに引っ越してきてから

このお店を始めた、とのことでした。

な~るほど。

アメリカンスタイルなのか。

だから、ひとめぼれしちゃったんですね~!

マフィン、スコーン、パウンドケーキ、と

どれも定番の焼き菓子のようですが

よくよく見ると、ちょっと珍しい粉を使っていたり、ヴィーガンだったり、

グルテンフリーだったり、そんなものもあって

でも、定番のもの(キャロットケーキとかね)もあって。


すべてを食べてみたいほど、どれも魅力的でした。

ここもとっても気に入ったので

4日連続で通ってしまいました、笑

お菓子がおいしいだけでなく、店内のインテリアや働いているスタッフも可愛くて

全体的な雰囲気が、素敵でした。

まさに、もし自分がお店をやるなら

こういう感じにしたいなぁ~という、理想的な雰囲気。

そんな中で朝ごはんを食べれるなんて、しあわせです。

厚さ4センチほどもある、ここのレシピブック。

こりゃあ重いぞ、、やめとこうか、、と

一瞬、買うのを迷いましたが(日本に帰ってから、アマゾンで買おうか、とか笑)

でも、

ロンドンにいる間、時間もあるし

帰りの飛行機でも読めるしな~と思い、購入。

これから少しずつ、作ってみたいと思います。


こうやって、

この夏もたくさんの新しいレシピに出会いました。

"時間があるときに作ってみたい物リスト" が

いったい何年かかるんだろう、、、というほどになが~くなってしまいました、笑


もう(まだ?)、焼き菓子の仕事に就いてから13年ですが

まだまだ未知のことは、たくさん。たくさん。

新しいレシピなんて必要ないくらい、たくさんのレシピを自分でも持っているけれど

でも、新しい発見を求めて

おいしいレシピを求めて

好奇心は尽きることがないから不思議です。

わたし、飽きっぽい性格なんですけどね、笑


きょうもこれから、ケーキを焼きます。