Portland log 18

今日は、唐辛子の話。

アメリカのスーパーに行くと

いろんな種類の唐辛子が売っています。

フレッシュなものも見ることがありますが(時期があるのでしょうか??)

ドライのものは、年中売ってる。

タコスなどのメキシカンを、アメリカでもよく食べますからね~

そういう料理に使うんだと思います。

真っ赤なものから濃い深紅のもの、小さいものから大きな(長い)ものまで

ホント、いろいろ。

全部、名前も違います。

いろいろあることは前から知っていたけれど

違いがわからないし、使い方も知らないので

買ったことはありませんでした。

 

さてみなさん、覚えてます?

前にポートランドログで、南米料理を毎週金曜日に食べるのが楽しみだ、という内容を書きました。

あの時、タコスの脇に置いていた5種類のチリソース。

5つとも全部チリソースなんですが

まず、色が違う。

チリソースだからって、赤とは限らないのですね~緑やオレンジ色のものも。

そして、どれも辛いのは辛いんですが

味が全然違うのです!

辛い中にも、甘さがあったり、すごく刺激的でピリリとしたり、

まぁ、これは

唐辛子そのものの味だけではなく、ソースの作り方もそれぞれ違うんでしょうけど

その時初めて、いままでさほど気に留めることのなかった"チリソース"というものにすごく興味がわきました。

ただ辛いだけじゃない、この甘味、あとひくおいしさ、すごいなぁ、、、って。

で、その話をローラにしたら

”ザックに言ったら、作り方教えてくれるよ、きっと!” と。

 

ザックとは、ローラのお兄ちゃんです。

そう、ザックはお料理全般、好きみたいなんですが

メキシカンがお得意。

家にも、メキシコ料理のレシピ本が、たくさんありました。(ザックの本ですって)

私がポートランドについた日の夕食でも

おいしいタコス(サルサソース)を作ってくれたのがザックです。

 

ぜひ習いたい!と

ザックに聞く前に、唐辛子を買って帰りました、笑

その日のうちに、私が帰国するまでに教えるよ、と約束してもらい

それを楽しみに待っていたわたし。

そして~

はい、これがザックにチリソースの作り方を習っているときの様子です。

 

まず、"え、、、こんな大量に入れて大丈夫なんですか、、、?"という量の唐辛子。

ギャグかと思いましたよ、

ボウルいっぱいの唐辛子だもん。

でも、この唐辛子は辛くないからオッケーオッケーという言葉を信じて。笑

トマトソースじゃないですよ、笑

これ、唐辛子の赤い色。

この時点では、まだ味見していません。

でも、きっと大丈夫。

とても手慣れた様子で教えてくれるザックを見れば

しょっちゅう作っているのがよくわかります。

さぁ出来上がりはどんなかと言いますと、、、

きれいでしょ~~。

 

あの、乾燥した状態で買った唐辛子が

こんなきれいなソースになるなんて、びっくりです。

 

そしてこの日の夕食には

このソースに合うようにと、ザックがローストポークを仕込んでくれていて

ローラはパンを焼いてくれました。

ザック作。

パンを作るローラ。

こちらも見事な手つきで、いつもやってるのがよくわかる。

 

サラダなども作って、テラスで夜ごはん。

 

ザックが教えてくれたチリソースは

まるでトマトソースのような甘みがあり(トマトは一切入ってないですよ~)

それだけをパンにつけて食べてもおいしいくらいでした!

こんなチリソース、初めて!感激~~

ローラが焼いたパンもとってもおいしくて

あぁ~なんてすてきなきょうだいなんだ!と

改めて、ご縁があって今ここに居て、ふたりと出会えたことに感謝しました。

 

このとき使った唐辛子も持って帰ってきたし、

ザック先生の作り方もばっちりメモとったし、

もう一度、作ってみなきゃ。

 

ポートランドからは、ほんとうにたくさんの”帰ったらこれやりたい、あれやりたい" を持ち帰っているのですが

なかなか実行できない夏でしたので

これからね、ひとつづつ、やっていきたいと思います。

ほぼ、食べ物のことばかりですけどね、笑