Portland log 5

いまこちらでは、ベリーとチェリーが旬を迎えているので
ファーマーズマーケットもスーパーも、山のように積まれています。
去年ポートランドに来たのは、9月の末だったので
もう、チェリーもベリー類も終わりかけであまり無くて
代わりに、いちじく、グレープなどがたくさんあったように思います。

お友達のIvy のレシピ本の中に
ストロベリーとチェリーを両方使うジャムが載っていて
色がとっても綺麗なんです。濃いワインレッド。
作ってみたいな〜と思いながらも
日本ではなかなか、たくさんの美味しいアメリカンチェリーが手に入らないので(オーガニックはなおさら)
作ったことがなかったジャム。
で、レシピに
パンにアーモンドバターを塗って、このジャムを一緒に食べるとすごく美味しいの!って書き添えてあるので
それを何度想像したことか!笑

今年はちょうどチェリーの時期に来れて
しかも、ストロベリーも終わりかけではあるけれどまだ少しある!という時期なので
このジャムを作りたくてうずうずしていました!






チェリーにも
写真のような濃い色のものと、もっと薄い、日本のさくらんぼみたいな色のものがあって
こちらの方が甘いチェリーです。

チェリーを使うには
まず、種を取らないといけないので
それ用の道具、“チェリーピッター”というのを買おうと思ったら
Ivyが、そんなの使わなくても簡単に取れるから!やり方教えるし買わなくていい!と。

彼女のいう通り
簡単に種は取れました。なるほど〜。

材料の下準備さえできれば
ジャム作りは火にかけるだけで何も難しいことはないので、楽ちん。


このサイズの瓶に6個、できました!

チェリーは水分が多いので
煮ていてもなかなかジャムの感じにならず、あれーー???と思っていましたが
冷めたらちゃんとジャム状になってくれました!

冷めた時にジャム状になるかどうかは
冷やしておいたお皿に、お鍋のジャムを少し垂らしてみてチェックする方法もあるし
お鍋の中の温度をはかってチェックする方法もあります。


先日、ファーマーズで買ったパンに
クリームチーズとこのジャムを乗せて。
と〜ってもおいしい!

実はわたし、普段は
パンにジャムを塗って食べることはありません。笑
ジャムは、パンじゃなくてヨーグルトに使うことがほとんど。
パンにはバターと蜂蜜、の方が好きなんです、笑

でもこのジャム、
作りたてだしフレッシュだし
パンとチーズとの相性バッチリ〜パンにジャムもいいな、なんて思ったり。

これこそ、手作りならではです。
なぜかというと
市販のジャムというのは、瓶に詰めて販売するために
一定量の砂糖が入っています。
そうしないと、ジャムの安全性を保てないからです。
これはしょうがないこと。
甘いのが嫌だからと砂糖を減らすと
安全に長期保存することができなくなります。

だから市販のジャムは甘いんです。

自分で作って
しかも、長期保存を目的とせずに
ある程度の期間で食べてしまう、というのなら
お砂糖を控えめにして作ることもできますから、わたしはその方が好き。

このイチゴとチェリーのジャムがとっても美味しかったので
翌日は、ブルーベリーとチェリーで作ってみました。
こちらもとっても美味しい〜!




日本も、これからブルーベリーの季節がやってきますから
フレッシュなベリーの美味しさを
ジャムにして楽しむのもいいですね〜。
5月にレッスンしたクリームチーズスコーン(東京は今月ですね!)とブルーベリージャムも
とっても相性がいいと思いますよ。

クリームチーズとブルーベリーの組み合わせ、大好きです。
ちょうどこちらで雑誌を見ていたら
クリームチーズとベリーのスコーンのレシピを見つけたので
こちらにいる間に焼いてみようと思っています。
またそれも、どんなだったかブログで報告しますね〜。
美味しいに決まってるけど!笑

ベリーといえば
昨日はベリーピッキング(ベリー狩り)に行ってきました。
その話はまた今度。

さて、こちらはいま土曜日の朝です。
これからファーマーズマーケットに行ってきます〜!
今日は、ずっと行ってみたいと思っていた、ちょっと遠くのファーマーズまで。