Portland log 18

ポートランド最終日の朝は
毎度、お気に入りのベーカリーへ。
先日の日曜日に行ったファーマーズマーケットで
偶然、パンの先生 Adrianに会い
わたしが帰国する前に、朝ごはんでも行きましょう、と言ってくれて

彼女は、火曜日か水曜日なら大丈夫よ、と。
わたしとAdrianの大好きなベーカリーが同じで
そこは火曜日が定休日なので
じゃあ水曜にしよう!ということになりました。
とても穏やかで、ソフトな話し方、
優しい笑顔。
Adrianって、きっと女性なら誰でも憧れるような、素敵な人です。

彼女のレッスンを受けてからというもの
わたしもこんな先生になりたい!と
そのことばかり考えています。笑

好きなベーカリーが一緒、ということは
好みも似ていて
写真に写っているトーストは
わたしがこの店でいちばん好きなパンなんですが
彼女も、そうそう、これ最高よね!と言っていました。

そして自分はマフィンを2種類買ってきて
このキャロットマフィンが大好きなの。
こっちはズッキーニのマフィン、食べたことなから買ってみたわ〜よかったらシェアしましょ、って。

ここのキャロットマフィン、
前にブログに載せたと思いますが
わたしも好き〜。
オリーブオイル使ってるんですよね〜。おいしいの。

実は、会う直前まで
会えるのは楽しみだけど、どんな話しようかな、、、と
すこしドキドキ、緊張していたんですが
話し始めると、話題は絶えず
聞きたいことがたくさん。
あ〜〜もっともっと英語が話せたらいいのに!と
自分の英語力にもどかしさを感じながらも
頭をフル回転し、あっという間の朝ごはんタイムでした。

彼女が教えてくれたパンは
天然酵母の、シンプルなパンだったのですが
”ママブレッド“ という名前が付けられていました。

このママブレッドを
彼女は、たくさんの人に教え続けています。
自分の子供に食べさせたいパン、だからママブレッド。
実際に、Adrianは二人のお子さんを持っているんですが
小さい頃から、子供たちのためにパンを焼いていたそうです。もちろん、今も。

愛情いっぱいのママブレッド。
美味しくないわけがない。

彼女から分けてもらって、持ち帰った天然酵母の種を
うまく育てていけるよう
大事にしたいと思います。

次に来るときは、よかったらうちにも泊まってね、一緒に何か作りましょうよ。と
言ってくれたAdrian。
先日のブログに書いた、お茶のお店のオーナー、Teriもそうなんですが
わたし、今まで何度もポートランドに行っているのに
なんでわたし達、今まで出会わなかったの〜??って。笑
共通の知り合いもたくさんいるのにね、って。
もっと早くに知り合いたかったな〜。

でも、出会いというのは
タイミング。
きっと、出会いは
出会うべき時に訪れるものなのだと思います。

そして、一度出会ってそれっきりになる人もいれば
また何度も会うことになる人もいる。
これも、必然なのかなぁ〜と思います。




最後に買ったこのパンを
日本に持って帰ってきて、少しずつ食べています。

もったいないな〜と思いながら
でもはよ食べた方が美味しいしな、って。
一口食べると、とても複雑な、いろんな風味が混ざり合った味のするこのパンは
10種類以上のシード(種)が入っているそうで
スペルト小麦を使っているんだって〜。

わたしは、パン焼きは専門じゃないので
お菓子に何かアレンジできないかな〜なんて。
やってみたいことがどんどん増える、、、笑