コーンブレッドにハマる

みなさん、コーンブレッド、ってご存知でしょうか?
ブレッド、という名前がついていますが
イーストで発酵させるパンとは違って
ベーキングパウダーなどの膨張剤で膨らませる、いわゆる“クイックブレッド“というやつです。
混ぜて焼くだけ、すぐできパンっぽいやつ。

以前レッスンにも登場した、ブラックペッパーチーズブレッドみたいなもんですね。

コーンブレッド、という名のとおり
コーンを使うんですが
そのレシピはほんとうに多様で
とうもろこしの粉(コーンフラワー)を使う、ということ以外は
特に決まりはないのか、
バターを使うものもあれば、オイルを使うものもあるし
とうもろこしの粒が入っているもの、いないもの
卵が多いもの、少ないもの
ふわふわしているもの、しっかり固めのもの。

などなど。

実は、アメリカに行っても
コーンブレッドを買って食べる機会はあまりなく
思い出してみると、、、
そういえば、ほとんど食べたことないな〜って。

なので、どのコーンブレッドが正解なのか、わかりません!笑
(こういう感じ。↑)

でも、とうもろこし大好きなので
いつか、美味しい〜コーンブレッド焼きたいな〜と思って
レシピだけはたくさん集めてあったんです。

いつか、これらを作り比べてみよう、と思って。

そのいつかは!
今しかない〜!!

と、
1ヶ月くらい前でしょうか、コーンブレッドばかり焼いていた数日間が
ありました。笑




焼き比べてみると
やはりおもしろいんですよね〜。

レシピによって、焼き上がりの食感が
全然違うのです。
これは、他の焼き菓子でも同じ事ですし
いつもわたしが言っている事ですが
ほんの少しの材料や配合の違いで、こう変わるのか〜という
ベイキングの興味深いところです。

結局、どのレシピのコーンブレッドがいちばんおいしいのか、というのは
好みの問題になってくると思いますが

せっかくのこの機会、
わたし的お気に入りレシピにたどり着くまでやろう!と
とことん、やってみました。
(まだ途中、、、)

コーンブレッドを焼く時に欠かせないコーンフラワー(とうもろこしの粉)は
わたしのレッスンでも、登場したことがあります。
コーンマフィン、っていうのも
レッスンしたことありますしね〜。

小麦粉はだいたいいつも家に常備してる、という方は多くても
コーンフラワーを常備している、という方は少ないですよね〜きっと。

でも、コーンブレッドに限らず
お食事系の焼き菓子がお好きな方には、必需品。

もちろん、お食事系のものも
小麦粉だけで焼けるんですが
コーンフラワーを使うと、ひと味違う!なものが焼けるのですよ〜。
マフィンやケーキの生地に使ったり
パイ生地やタルト生地に使ったり。

わたしが常々思っていること。
このブログにも、時々書いていることなんですが

アメリカンベイキング、って
別に甘いもんだけじゃなくていいんですよね!

わたしの仕事は何ですか?と聞かれて
“お菓子教室”と言うと
お菓子(甘いもん)だけをやっているようで、あまりピンとこなくて
本当は、“アメリカンベイキングの教室です“ と言いたいところなんですが
伝わりにくいので
お菓子教室、って言っちゃう、という。笑

お食事系のベイキング、大好きなんですもん。

キッシュとかね
バジルでペースト作って、じゃがいもと一緒にパイ生地に乗せて焼いたガレットとかね
玉ねぎとベーコンのマフィンとかね
チーズのクッキーやスコーンも
ベーコンポテトパイも!

実は、このブログを読んでくださっている方や生徒さんの中にも
そういうの好き好き!と
共感してくださる方、いらっしゃるのでは?と思いますが
どうでしょう?笑



今回のコーンブレッドの試作をしながら
思ったんです。

Kathy’s Kitchenは
お菓子教室として認識されているだろうから
興味を持ってくださる方の多くが
お菓子作りが好きな方だろうし
おいしいお菓子を作りたくてレッスンに来てくれるんだろうけど

たまには
お食事系のメニューも
レッスンメニューに加えて行きたいな〜と。

もうすぐ、待ちに待ったとうもろこしの美味しい季節もやってきますからね!
ほんとに大好きなんです、笑

さぁ、今日のこのブログを読んで
あ〜〜なんかお食事系のもの作りたくなった!という方は
一昨年の夏にレッスンしたかな、コーンマフィンのレシピを出してきて
焼いてみましょう〜!笑

あ、セイボリーケーキもいいですね。

わたしは昨日、玉ねぎジャムを作ったので
今日のお昼にパンと一緒に食べるのが楽しみ。

みなさまも、素敵な1日を。
暑くなりそうですよ〜!

↑ (左)マッシュポテトのビスケット (右)玉ねぎビスケット