グレイズの役目

ただいまレッスン中のメニュー、ハーミッツ。
そんな名前、初めて聞いた!食べたことない!という方が多いこのお菓子。

みなさんがあまり知らないお菓子をレッスンでやるというのは
けっこうチャレンジなんですが、笑
でも、たまにはそういうのもいいかな〜
売ってないからこそ作る楽しみにもなるよね〜と。

すでに受けてくださったみなさま、初めてのハーミッツ、いかがでしたか?

まだこれからレッスンを受けるという方もいらっしゃるので
少し、ネタバレ(?)になりますが
実際に自分で作ってみてから聞くと“なるほど~” と思えるところもあると思いますので
後日解説、というのも大事だな〜と思います。


ハーミッツには、表面にグレイズ(写真の、白い膜のようなもの)をかけて仕上げます。

クリスマスっぽさを演出するためにかけるのではなく(それもありますが)
もっと大事な役割があってかけるんですよ、というお話。

焼き菓子は、200度近いオーブンの中で焼くので
焼いている間に、けっこう乾燥します。
特に、表面。
焼いている間中、ずっと高温にさらされて
どうしても乾燥して硬くなりやすい。

ハーミッツは、もともと水分の少ないかための生地なので
より乾燥も感じやすいと思います。

そこで大事なのがグレイズ。
オーブンから出てきた、乾燥した表面に潤いを与え、閉じ込める。
まさに、洗顔後の化粧水のような働きをしてくれるのです。

顔を洗った後、タオルで拭いてそのまんま、なのと
その後化粧水をつけるのと
お肌のしっとり感、変わりますよね、そんな感じ。

洗いっぱなしのほっぺたは
どんどんカピカピしていくんです、笑
そうならないよう、洗ったらすぐに化粧水を。


そしてその化粧水も
濃すぎず薄すぎず、ちょうどいい塩梅でつけるのが理想的。

グレイズも一緒です。

今回のグレイズ、
それだけで食べたくなるおいしさです。
覚えておくと、他のお菓子にも活用できますね!
使う液体を変えて色々やってみてください。


東京クラスの空きは
25日10:30、1名となりました。

今年のレッスンも今週で終わり。

1月のレッスンは
京都、東京共にご予約受付中です〜。