いつもと違う場所

先週土曜日は
お知らせしていた通り、いつものアトリエではなく
神宮前にある、お友達のキッチンスタジオでのワークショップでした!

関西の方は、神宮前、と言われてもピンとこないかと思いますが
原宿、表参道界隈でして
国立競技場の目の前という素敵な場所です。
参加してくれた生徒さんが撮ってくれた当日の写真。

写っているのは2回デモを行った、ビスケットです。

CINEMATIC SWEETSの本に載せているビスケットのレシピは
映画“若草物語” の食事のシーンに登場するものをイメージして作ったものなので
甘さ控えめな、お食事用という感じ。
甘さだけでなく、使うバターの量も
普段私が焼いているビスケットよりも少なくしてあります。

ビスケットは、だいたいどのレシピを見ても
小麦粉、少しのお砂糖、ベーキングパウダー、塩、バター、乳(牛乳やヨーグルト、生クリーム)で
出来ていますが
それらの配合が少し変わるだけで
食感や質感、変わるんです。

そして配合だけでなく
混ぜ方や力の入れ方、型の抜き方でも変わるから
難しい。

同じレシピでも
作る人によって変わってしまうし
それがとてもわかりやすく現れる焼き菓子だと思います。


チョコレートクリームパイは
京都クラスでもレッスンしたことがないので
初めてのメニューでした!

冷やし固めるお菓子は
どうしても、作ってすぐに持って帰れないので
通常レッスンではメニューに組みにくいのです。
でも、昔から私が大好きなお菓子。
この機会にレッスンできて、よかったです!

こういうお菓子も、やっぱりいいなぁ〜と
このワークショップをやって思っていたところに
タイミングよく、こんな話を聞きました。

お友達が、私の元職場の焼き菓子店で
バナナクリームパイを食べたんですって。
それがものすごくおいしくて感動した!と。

あ〜あれね!
そうそう、バナナクリームパイ、あったあった。私もいつも作ってた!
(バナナは苦手ですが、笑)
空焼きしたパイ生地に
カスタードクリーム、バナナ、ホイップクリーム、を重ねたお菓子です。

パイとカスタードが作れれば
バナナ以外の果物でも楽しめるし、お友達が来た時なんかにも喜ばれる
見栄えもするデザート。

いつかまた、スペシャルな機会があったら
こういうお菓子もやりたいな〜って。
人の場所を使わせていただいていることもあり、
いつもよりも参加費を高めに設定しないといけなかった分
それでもお申込みくださったみなさんに、しっかり満足して帰ってもらいたい!と
伝えられることを
一生懸命お伝えいたしました。

こうしてレッスンしていると
やっぱり、本や文章だけでは伝わらないことって多いし
実際に自分の目で見ることってとても大事だと思います。

今、東京クラス開催中ですが
“先生!こないだのワークショップどうでした?行きたかったんですけど、、、“と
声をかけてくれる生徒さんもけっこういて
気にかけてもらい嬉しいです。
都合が合わずに行けなかった、という方も
ぜひまたの機会をお楽しみに。

そして、わたしにとっては
自分のアトリエでも
もっと色々なお菓子やベイキングを教えていけたらな、と
改めて考える機会となりました。

そうだ、お土産にお渡しするために
本に載っているレシピで
チェリーシナモンクッキーとブラウニーを久しぶりに作りましたが
この2つとも、やっぱりとても美味しい。
我ながら、簡単でおいしいレシピだなぁ〜と感心しました。笑

本をお持ちの方はぜひ作ってみてくださいね。