ヴィーガンマフィンっておいしいの?

↑ これ、多くの方が思っていることなんじゃないかしら。
わたしも
ヴィーガンのクッキーやビスケットは
好きでよく焼きますし、レッスンでも教えたことがありますが
よく感想として
“ヴィーガンなのにおいしい!“ と聞くんです。
グルテンフリーも同じで
“グルテンフリーなのにおいしい!“ って
みなさんも聞きません??

この表現、いつも気になるんですが

てことは
ヴィーガンやグルテンフリーは
あんまりおいしくはないけど
まぁ身体に良いやろし食べよか、作ろか、みたいなイメージが強い
てことですよね。
あと、アレルギーがあって
卵や乳製品、グルテンを摂れない人は
そもそもあまり選択肢がないので
すごくおいしいとは思っていなくても
仕方なく選んだり、されているのかもしれません。




幸せなことに、わたしは特にアレルギーがないので
昔から、何も気にせず食べてこられたし
ヴィーガンのお菓子って、あまり興味がありませんでした。
ベーカリーや焼き菓子屋さんに並んでいても
あえてそれに手が伸びないかも。

でも、あるときアメリカで
ヴィーガンのドーナッツを食べる機会があって
それが、それまでのわたしのイメージにあったヴィーガンのお菓子とは全く違って
ふっわふわで、ものすごく美味しかったんです!
ヴィーガンなんて、聞いてなかったら気が付かなかったと思います。
感動的な食感と美味しさだったのです。

それをきっかけに
ヴィーガン=イマイチ、というのは間違ってる、、、
だったら、おいしいものとそうじゃないものは
何が違うんだろう、
どうやったらヴィーガンでもあの食感が出せるんだろう、、、
俄然、興味がわき始めました。

↑夏にレッスンする、ヴィーガンマフィンです。
見た目は普通のマフィンとなんら変わりません〜。
↑ 割ってみても。

レッスンでよくわたしは
卵の働きについて話をします。
まさに6月のズッキーニケーキもそうでした。

ふんわり、しっとりな食感を出すために
卵はとても重要な役割を持っているので
絶対に欠かすことができない材料だと思っています。

バターや牛乳などは
植物油や豆乳、アーモンドミルクなど
代用品が思いつきますが
卵は、、、

あるんです、アメリカで見つけた卵の代用品。
まさにその通りの名前“エッグリプレイサー“ という、卵の代わりにこれ入れたらいいよ、というのが
売ってるんですね〜。
それを使えば、リアル卵を使わなくても
卵を使った時と同じような食感が出せたりする、便利なものです。

じゃあ、それが簡単に手に入らないなら作れないのか??

そんなことを考えつつ
ヴィーガンのレシピを色々試す中で
わたしは2つ、おいしいレシピに出会いました。

ひとつはチョコレートケーキ。
すごくしっとり、柔らかく焼き上がるんです。
そしてもうひとつが、このマフィン。
チョコレートケーキも、いつかレッスンできたら良いな〜と思っていますが
5月、6月、チョコ続きでしたので
今回はマフィンにしたというわけです。

先日、ズッキーニケーキ食べず嫌いだったという話も書きましたが
イメージって、なかなかしぶとく残るんですよね、自分の中に。

最初に“おいしくなさそう” って思っちゃうと
周りに“いやいや、おいしいよ〜!“ と言われても
なかなか、、、笑

もちろん、好みはひとそれぞれですから
わたしがおいしいと思うものを
みんながおいしいと思うかどうかは分かりませんが
いつもわたしがレッスンで教えているマフィンやケーキの感じが好きな人は
きっとこのヴィーガンマフィン、お好きだと思います。

しかも、バターや卵を使わないということは
それを必死に混ぜる手間もいらないということですのでね〜
作るのとっても簡単!
色々アレンジしたくなりますよ〜。
チョコ味もおいしいんです❤︎

7月8月は暑い時期ではありますが
だからこそ、チャチャっと作れるおやつを!ですね。

注意:豆乳を使いますので大豆にアレルギーをお持ちの方はお控えください。

マフィン型をお持ちの方は
ご持参いただくと崩れず持ち帰りできると思います。
お持ちでない方は
焼くときは型はお貸しできますが、型から外してマフィンだけをお持ち帰りいただくことになりますので
それ用の箱やタッパーなど持参されることをお勧めします。
焼きたてのマフィンはとっても柔らかく崩れやすいです。
(ひとつがけっこう大きいですので!手のひらサイズ5個です!)