London log ⑫

わたしがKathy’s Kitchenを立ち上げる前
今の生徒さんでも、その頃から知ってくださっている、来てくださっている方もいますが
カフェの会社に所属していたんです。

京都市内に6店舗ある系列店のカフェで出すお菓子を
1ヶ所の工房で作っていて
そこでお菓子を焼いていました。
もう10年以上も前の話。懐かしいな〜。

6店舗もあったので
系列店のカフェには、学生のバイトの子なんかもたくさんいて
ワイワイ楽しい会社でした。

そこで同時期に働いていた、わたしより7つほど年下の女の子、いしちゃんが
今、イギリスに住んでいるというので
昨日は彼女と会う約束をしていました。
何年ぶりだろ〜!?


キャナル(運河)沿いのカフェで待ち合わせ。

少し早めに行って
運河沿いをお散歩しました。
ジョギングしている人、たくさん〜カヤック乗ってる人も。


いしちゃんが住んでいるのはケンブリッジだそうで
ロンドンからは電車で1時間くらい。
あの、有名な大学の街です。

1歳の娘ちゃんを連れて、ロンドンまで出てきてくれました。

ケイちゃ〜ん!

わたしのことは、キャシーさんと呼ぶ人がほとんどな中、
彼女は出会った頃から
独特のイントネーションで“ケイちゃん〜“と呼ぶので
ひと耳(?)でわかりました!

ぱっと見は
あの頃のまま、相変わらずおしゃれで可愛いいしちゃん。
全然変わってないなぁ〜久しぶり!と
最初に言ったけれど

話し始めてすぐ
あの頃とは全然違う、母になった、大人になった彼女を目の当たりに。
しっかりしてるな〜と
叔母のような気分で感心しつつ、話を聞いていたのでした。
私たちが行ったカフェは
夏だけオープンするという人気店。
運河沿いのオープンテラスなので
天気がいい日は最高です。
でも、さっきも書いたように
運河沿いの小道は、いろんな人が散歩したり走ったりしているので
食べたり飲んだりしているすぐ横を
自転車が走ったりします。笑 日本にはない光景やなぁ〜。

お料理は
メニューをさっと見ただけでは
どんなものが出てくるのか想像し難いような感じ、笑 
おまけにものすごいクセのある字で黒板に書かれているので
私たちも、読むのにひと苦労〜笑

なんとか解読し3品注文しましたが
写真のグリルドチーズのサンドイッチ以外は
やはり、思っていたのと違うものが出てきました〜
おいしかったのでいいんですが!笑

気になる人は、インスタグラムで見てみてください。
Tow path というカフェです。
レシピ本も出してるみたい。
働いている人の雰囲気もすごく良くて、
あと、使っているお皿が可愛くて
テーブルには草花がいけてあったり、とっても素敵なカフェでした!

話を聞いていると
いしちゃんは、わたしが知っている以降は
オーストラリア、イギリス、アイルランド、と
ワーホリや語学学校通いなどで
ほとんど外国にいたようで
イギリスで暮らすようになったことも、わりとすんなり受け入れられたようでした。

もちろん、大変なこともたくさんあっただろうし
最初は英語がわからなくて〜と言っていましたが
“こんなに大変だった!“ という深刻な苦労話をするようなこともなく
あ〜すごく前を向いて、今まで来たんだな〜と感じました。

わたしの20代は
仕事ばかりしていたので
ワーホリとか留学とか、そういうものとは縁遠いというか
行ってみたいな、と考えることもほとんどなかったように思います。
学生時代も、留学したいとはあまり考えていなかったように記憶しています。
よく“以外〜!“ と驚かれますが
学生時代は、アルバイトをすることがとても楽しかったのと(働くことが好きだったのかも)
外国で学びたいこともなかったのかも。

働くようになってからも
アメリカンケーキの仕事に就けていたので
日々の仕事が好きで、他のことをしたいとあまり思わなかったのかも。

なので、今になって
ワーホリで2年外国に住んでいたとか、そういう話を聞くと
とても羨ましいな〜と思います。

もし自分もそんな経験をしていたら
違う人生を歩んでいたかもしれないな〜って。

違う選択をしていたらどんな人生だったか、なんて
そんなシーン、生きてたらいっぱいあるので
そんなこと言い出したらキリがないですけどね〜笑

いしちゃんだってちえちゃんだって
今、こうしてイギリスに住んでいるのも
たまたま、出会った人とそうなったから暮らしているわけで
人生って、ほんとに人それぞれ、色々ですね〜。

さ、ロンドン滞在も
ほんとに残り少なくなってきました。
今日は、東京からちょうど同じ時にロンドンに来ているお友達がいるので
お茶する約束、行ってきます〜!