ヴィーガンマフィン、終了です

今日のレッスンで
7月末からレッスンしていたヴィーガンマフィンも
終了です〜!

このマフィン、早速作りました!というお声が
もう届いているくらい、笑
みなさん、早々に復習やアレンジを楽しんでくださっているようです。
ありがとうございます。

私が今まで10年間教えてきた中で、いちばん簡単かも?と冗談混じりに言っておりましたが
ほんとにそうです。
こんなに簡単でおいしいなら
マフィンはこればっかり作るようになっちゃうかも、という方も
出てきそう〜笑

まぁでも、常々言ってますが
どのレシピがいちばん、とかいうのは
もう好みの話でしかないですのでね〜
私はいつでも、これはおいしい!と思えるものを
レッスンメニューとして教えているつもりです。
どれがあなたのお気に入りになるかは、あなたの好み次第。


今回のヴィーガンマフィンの特徴は
なんと言ってもあの柔らかさ、だと思います。

ふんわりしっとり、という言葉は
普段から、マフィンやパウンドケーキのおいしい食感を現す言葉として
私はよく使うけれど
食べた方はお分かりですよね〜
いつもと違う“ふんわりしっとり“感。
優しい〜んです。

レッスンでもお話ししましたが(言ってなかった会もあるかな!?)
“加熱すると固まる“ 卵が入っていないわけですから
こんな食感が実現できるんです。

でも、ただ卵を抜いただけではダメ。
ここで重要なのが、化学の力というわけです。
(詳細はここには書きませんが!)

今回のレッスンでは、ヴィーガンということで豆乳を使いましたが
ヴィーガンにこだわらないという方は
牛乳でもおいしくできますので
ヴィーガンのお菓子を作りたい時だけでなく
“簡単でふんわりおいしいマフィン“のレシピとして
お家で活用していただけたらと思います。

すでにアレンジした、という生徒さんで
チョコ味もとってもおいしかったそうですよ。
ぜひ、色々お試しくださいね。

よし!作ろう!と
早速豆乳を買ったよ、という方は
ついでに、以前習ったベジクッキーやベジビスケットを
久しぶりに復習してみるのもいいかも。

あと、これだけは再度言っておきますね。

とっても簡単で作りやすいレシピですが
その分、あなたのその手!混ぜ方次第で
マフィンの食感はどうにでも変わります。

どう混ぜたら、少ない回数でこの粉が全部混ざるかな。
どう混ぜたら、粘りが出ないかな。
どう混ぜたら、練らずに混ぜれるかな。

ぜひ、それを考えながら
丁寧に混ぜてください。

レッスンで多くの生徒さんを見ていると
ほんとに混ぜ方って人それぞれやなぁ〜と思います。
おもしろいですよね、みんな同じ私の説明を聞いてやっているのに
違うんです。
お家でよくお菓子を作る人ほど
すでにしっかりとご自分の“癖”がついているので
いつもの自分の混ぜ方じゃない、違う混ぜ方の方がいいのかも?と
考えること自体、ないんじゃないかと思います。
逆に、お菓子なんて作ったことない!という方は
どんな混ぜ方が良いのか、さっぱり見当もつかないのかも、、、





こればっかりは
どんなに言葉で説明してもなかなか伝わらない、、、
自分で“こういうことか!” と
体感するしかないんですよね。

私、先日
久しぶりに陶芸教室に行ったんです。
今回、ろくろを使って小さなカップを作ることにしたんですが
先生がやりながら説明してくれているのを見ていると
ほんと、いとも簡単というか
自由自在に土を操っていて

つまり、先生は全部わかっているんです。
ここを薄くしたいときは、こういうふうに触ればいい、
ここを細くしたいときは、こういうふうに触ればいい、ここに力を入れればいい、
もうちょっと背を高くしたいなら、ここをこうおさえればいい、というのが。

でも、言われた通りにやっているつもりでも
最初は自分の中で、実感がないんです。
結局ちゃんと形になったとしても
“細くしよう” と思って触ってたわけではないけど、いつの間にか細くなってた、という感じ。

それ、な〜んかモヤモヤ、、、

“こうしよう” と思ってやって、結果その通りにできる、というのを体感、実感できないと
できたとは言えない。
う〜〜〜〜ん、どうやったらいいんだろ、、、と
色々考えたり、触り方を変えたりしながらろくろと向き合い
作ったカップ、8個!
おんなじ形のものを8個!笑
ほんとは4個のはずだったんですが
4個の時点で、私はそれが実感できなかったので
そのまま作り続けました。

8個やって、ようやくなんとなくつかめたような、、、

あ〜やっぱり
何度も繰り返して、自分の中で“これやな!こうやな!” という感覚を得ることが大事だと。

お菓子の生地を混ぜるのも、同じです。
こんな感じかな??と思いながら作って
結局それっきりになっちゃってたら、きっといつまでも“こんな感じかな?”どまり。
自分の中で
“こうやな!” という確信を得れるまで
やってみることが大事だと思います。

今回のマフィンの生地、簡単なので
混ぜ方を練習するにはもってこいです。
ぜひ、何度か作ってみてください。
混ぜ方でこんなに変わるのか〜というのも、実感できると思います。


さ〜8月後半!
後半もあえてのマフィンです。

こちらでもしっかり、混ぜ方身につけましょう〜!

今度はセイボリー、お食事系の甘くないマフィンです。
こちらの生地はヴィーガンではないので
バターや牛乳、卵も使いますが
とても口溶けよく仕上げました。
色々な具を混ぜて焼くのが楽しいマフィンです。
この機会にぜひ。
空き状況はひとつ前のブログでご確認ください。