Austin log ⑩

ベイクセール当日は、朝イチでマフィンとスコーンを焼きまして〜
マフィンは、ヴィーガンのものもあった方がいいかなと
レッスンでも教えた豆乳のレシピにしました。
具はりんご。
数ある種類のリンゴの中から、あえて“ふじ“を使って。

スコーンは
これまたレッスンで9月にやったカルダモンロールスコーンのアレンジで
きな粉黒糖ロールスコーン。
よく、飴みたいに塊で売ってる黒糖があるでしょ、あれを少し小さく砕いて(めん棒でゴンゴン叩く)
きな粉と一緒に巻き込みました。
塊の黒糖は、焼いている間に溶けるので
あまり長時間焼くお菓子には向いていないんですが
20分そこそこで焼き上がるスコーンならオッケー!
溶けて流れ出した部分は勝手にキャラメルのようになってくれて、おいしいのです!

ビスケットは、京都でも時々焼いているベジビスケット。
全粒粉とココナッツ、ブラウンシュガーで。

アメリカのブラウンシュガーは
モラセスが入っているのでとても独特の風味がします。
それがお菓子にコクやしっとり感を与えてくれるので
日本で焼く時とはまた違う雰囲気になるんです。

ブロンドブラウニーには
日本から持参したほうじ茶パウダーを混ぜ、表面には
刻んだ黒糖とビターチョコレートを散らすという、甘くてビターな味のコントラスト。
想像していた通り、全ての相性がとても良く
おいしくできました!
緑と白の渦巻きクッキーは
日本の太巻きをイメージ。笑
あえて繊細なラインではなく大きな筆で描いたような模様にしたかったんですが
狙い通りです!
ショートブレッドの生地を使うと
ベタベタせずとても巻きやすいんです。
これ、いつかレッスンでもやりたいなぁ〜。
他には
ベジクッキーやビスコッティはこんな感じで〜。

慣れない場所や道具で作るとなると
思い通りにいかないことも多々ですが
でもそこは、工夫ですよね〜ある道具や材料で何ができるか考えて
今のわたしなりの最善を。

カフェの中でのベイクセールでしたので
わたしのお菓子を目指して買いに来てくれるというよりは
カフェに寄ったお客さんが“なになに!?” と見てくれるような感じで
のんびりな1日でしたが
買ってくれた人がすぐ目の前で食べて
“おいしい〜!” と言ってくれると、ホッとしますし嬉しかったです。

きっと、本当はもっと日本っぽい
和菓子とか、大福とか、みたらし団子とか、そういうのが並んでいる方が興味をひくのでしょうけど笑
わたしはベイキングの人ですしね〜。笑

と言いつつ、、、、

もう一つのミッション。
明日は同じくお友達のお店横のイベントスペースにて
ベイキングではないワークショップをすることになっています。ベイキングではない!笑

ロンドンと、その後京都でもレッスンした
いちじく味噌と豆腐ドーナッツ、そして今回新たに考えたオリジナルブレンドほうじ茶とどら焼き(あんこも!)
ロンドンの時と同じく
イベントスペースにオーブンがないということで
オーブン無しでできることを考えたのです。
アメリカでワークショップをやるなんて言うと
すごーーい!!とよく言われますが
わたしの英語なんて、高校生レベルです。いや、謙遜ではなく、ほんとに。
それでも、なんとか言葉を絞り出し
あとは身振り手振りで、そしてもちろんお友達のサポートもあって
なんとか無事に明日を終えれるよう、祈るばかりです。
実はかな〜り緊張しております。笑

こんなわざわざ緊張するようなこと引き受けんでもいいのに、、、と思う自分もいるんですが、笑
でも何事も経験ですから!(と思うようにしている)
チャンスがあるのならつかんでみようぞ、というチャレンジングな気持ちです。




いちじく味噌も豆腐ドーナッツも
ほうじ茶もどら焼きも
参加してくれたみなさんが気に入ってくれるといいなぁ〜。

あ〜ドキドキ。