ロンドンでアップルパイ

昨日は

あまりに天気が良く
きれいな青空が広がっていたので
午前中はお散歩に。
最近、連日行っているベーカリーやカフェがあるエリアまで歩いて行きました。
こちらへ来てから
だいたい1日15000歩くらいは歩いていて
多い日は20000歩を超えます。

ベーカリーには飲食スペースも付いているのがほとんどで
週末の午前中はだいたいどこも混んでいます。
小さい子ども連れのファミリーが多く
ゆっくりめに起きた日曜日に、コーヒーでも飲みに行くかと
ラフな格好で歩いてきました、といった雰囲気。


思わず撮りたくなりますよね、青空と飛行機雲。笑

お昼頃には友達宅に戻り
アップルパイの仕込みの前に
夜ご飯は焼き鳥の予定だったので、そちらの仕込みを〜
わたしはやってない、見てただけ〜笑
なぜ焼き鳥かと言うと、、、

今作っている新しい本に
焼き鳥のレシピを載せるんです。
それで先週、焼き鳥の話をしていた時に
食べたいね〜今度の週末、庭で焼くか!となったのです。
バーベキューの感覚。

そのお庭焼きとりにお友達が5、6人集まるので
わたしデザートに何か作ろうか?何がいい?
“アップルパイがいい!” という家主のリクエストにより
焼くことになったのでした〜。
ちょうど、イギリスの粉も使ってみたかったしいい機会。

それ用にと数日前からパイ皿を探していたんですが
売ってないんですね〜どこにも!
考えてみればイギリスって
いわゆるあの形の(パイ皿の形の)パイって
あまり見ないかも、、、
キッシュもだいたい深めのタルト型で焼いてあるし
お食事系のパイは長方形だったり、手のひらサイズのハンドパイは見かけるけど、、、

仕方がないので
丸いケーキの型で焼いてみることにしました。

結果として
ちゃんと焼けたんですが
側面の生地の焼け具合が心配だし、切り分けにくいし、なので
みなさんはパイ皿で焼いた方がいいですよ〜笑


パイ生地もいつも通りできていて
みんな美味しい美味しいと喜んでくれたので
よかったです〜。

生地を作るとき
いつもの小麦粉と違うものを使うと、水分の吸い方などが変わってきてしまいますが
粉と水を合わせたときに
生地がどういう状態になっていればちょうどいいのかをわかっていれば
何の問題もありません。

お菓子作りって
最初はもちろん、レシピに忠実に作ることが大事ですが
こういう状況では、経験が生きてきます。
パイ生地に限らず、ケーキでもマフィンでもスコーンでも
作るときに、生地の様子をよーーく見ることが大事です。
じっくり観察するような気持ちで、生地を見てくださいね。

美味しいケーキの生地って
焼く前からわかるもんです。



アップルパイを上手に焼けるようになりたい!と思う方は
やはり何度も作ってみることです。それしかない。
わたしだって、最初から上手かったわけではないですしね。

でも、家でただ何度も何度も自己流でやってみるより
レッスンに参加してみると
そのとき先生が言ったひとことが
今までうまくいかなくて悩んでいたことをあっさりと解決してくれたりするもんです。(じゃないですか?)

2度めに参加しても、1度めには気づかなかった気づきが
あったりしますしね。
基本が分かったからこその気づき、みたいな。
それを繰り返して、思っているようなパイが焼けるようになってくるのだと思います。
まぁ、パイに限ったことではないですが。

わたし、20代の時だけで
アップルパイ何台焼いただろ、、、
1日で100ホール焼いた日もありましたからね、笑
かなりの数です。
そりゃあうまくなるわ〜〜ですね。笑

今年の秋も
アップルパイのレッスンはやると思いますので
ぜひ楽しみにお待ちくださいね〜。
その前に、初夏のフルーツやかぼちゃなどで
パイ焼くのもいいですね!